婦人科検診とは 子宮・卵巣の病気 乳房の病気 FAQ
■子宮筋腫
−−−−−−−−−−−−−
■卵巣腫瘍・子宮内膜症
−−−−−−−−−−−−−
■子宮頸がん
−−−−−−−−−−−−−
■子宮体がん
−−−−−−−−−−−−−
■ホーム
−−−−−−−−−−−−−
子宮筋腫は、子宮にできる腫瘍のなかで、もっとも頻度の高い良性の腫瘍です。40才代の女性では3人に1人が筋腫をもっているといわれていますが、20才代の女性にできることもあります。子宮筋腫は無症状のことも多いのですが、筋腫ができた部位や大きさによって、月経異常(過多月経、過長月経など)、不正出血、出血過剰による貧血症状(息切れ、めまい、顔色不良など)、月経困難、圧迫症状(頻尿、便秘)などの症状があらわれます。また、不妊症や流産の原因になる場合もあります。最も多い自覚症状は、月経量の増加とそれに伴う貧血。月経時の出血が多かったり、不正出血があれば疑ってみる必要があります。筋腫が大きくなると、直腸や膀胱を圧迫し便秘、尿が近くなるという症状もあらわれますが、たいていは本人が全く気づかない場合が多いものです。
もし子宮筋腫が見つかっても、必ずしも治療が必要なわけではありませんが、より早く発見できれば定期観察により上記のような症状を予防する事ができ、治療が必要であってもより低侵襲の方法を選択できます。子宮筋腫は月経があるうちは進行性の病気です。知らないうちに病気が進むと、治療の選択肢がより狭く、またより侵襲の大きな治療が必要となってきます。残念ながら子宮筋腫の有効な予防方法はありません。検診はできるだけ早めに、定期的に受けておきたいものです。
超音波検査で、簡単に調べることができます。この場合の<婦人科>超音波検査は肝臓、胆嚢を検査する腹部からの超音波検査と異なり、経膣法という膣から超音波プローブを当てる方法を用います。大きな子宮筋腫の場合であれば腹部からでも観察可能ですが、小さな筋腫や位置など詳細の診断は困難だからです。経膣法であれば高い診断率で発見する事ができます。

子宮筋腫は良性の腫瘍ですので、無症状の場合や、症状が軽い場合には急いで治療する必要はありません。対症療法(鎮痛剤・止血剤・鉄剤・漢方など)、ホルモン療法、外科手術などの治療法があります。ホルモン療法は、一時的に閉経状態を人工的につくり、筋腫を委縮させる方法ですが、治療後しばらくすると筋腫も元の大きさにもどっていきますので、一時的に症状をおさえる治療法といえます。つまり、薬物療法では根治には至りません。しかし、症状がなく、腫瘍が小さいときは、半年に一度の定期検診で経過を見るケースがほとんどです。生理痛がつらいなどの重い症状のとき、他の臓器に影響が見られるときなどは、手術を行います。閉経後であれば、基本的に腫瘍は大きくならないため、様子を見ながら自然退縮を待ちます。手術によって完全に治りますが、再発することもあるので、若いときに筋腫のあった人は定期的なチェックをお勧めします。
手術療法としては、筋腫のこぶだけをとる筋腫核出術と、子宮全部をとる子宮全摘術があります。筋腫核出術は、今後の妊孕性(にんようせい:妊娠の可能性)を残したいという希望がある方にお勧めの方法です
手術の方法も従来の開腹術から腹腔鏡手術へ変わってきています。その適応は施設の設備や技術により異なりますが、最新の技術では良性の疾患であれば、ほぼ内視鏡下で可能です。
最近では子宮動脈塞栓術(UAE)という低侵襲な治療法も行われるようになりました。子宮筋腫への栄養血管へカテーテルを通し筋腫を兵糧攻めにする方法です。体への負担が少ないため注目される方法ですが、症状の強い大きな筋腫や今後妊娠を希望する方には適していません。

What's PANACEA PLUS会社概要セキュリティー著作権お問合せ
Copyright (C) ,2003. PANACEA PLUS All rights reserved.